◆尋常性乾癬
(じんじょうせいかんせん)
乾癬において90%がこのタイプです。
頭部から始まる人が多いとされています。
肘や膝など、こすれ易い所に出来やすい
のが特徴です。
約60%に爪病変が出現します。
ケブネル現象 とは?
皮膚症状が無いところに刺激を加えると、
病気が出てくる現象。 |
髪の生え際から皮疹が見えるようになり気付く人も |
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◆滴状乾癬
(てきじょうかんせん)
若い人に多い。1cm以下の水滴ぐらいの皮疹が体中に多発。
喉、鼻、歯などの、細菌感染による、皮疹
の出現や悪化。(扁桃腺炎の誘引が多い)
病巣感染 とは?
細菌などの感染をきっかけに症状の出現・増悪をきたす病気。
乾癬も病巣感染との関連が指摘されている病気です。 |
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◆乾癬性紅皮症
(かんせんせいこうひしょう)
乾癬の皮疹が全身に広がった状態。
皮膚がむくみ、体温調節が出来にくくなり、
倦怠感が生じる場合もあります。
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◆関節症性乾癬
(かんせつしょうせいかんせん)
乾癬の1〜2%に認めます。
リウマチの様に関節痛や関節の変形を認めます。
血液検査ではリウマチ反応は陰性。
この点が関節リウマチとは異なります。
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◆膿疱性乾癬
(のうほうせいかんせん)
乾癬の皮疹に白色の膿の袋(膿疱)が出現します。
発熱、倦怠感、を伴う重篤な症状を呈する場合もあります。
放置すると死亡する場合もあります。
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日本では難病の1つに指定されています。
様々なタイプがあります。
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